強みを作ろう。
ご無沙汰しております。
本を一冊読み終わりましたので、投稿していこうと思います。
今回、僕が読んだ本はこちら。
読了日:2020年12月27日
前から気になっていて、積読になっていた本でした...。
今回やっと読みましたので、解説していきます。
誰にでも才能はある!
今の社会は「いばらの道」を選ぶ傾向がある。
誰にでも才能はある!って言われて、なかなか信じがたいですよね?
才能なんて、有名人のようなごく人握りが持っていて凡人の自分になんか才能なんて見当たらねぇよ!
と、僕も読む前には思ってしまいました。
しかし、本書では才能はどんな人の頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターンに存在し、その才能を早急に見つけ訓練できれば、自分の強味となるとされています。
今の社会は、欠点を克服することこそが私たちの文化の基礎になっており、才能を存分に発揮している人を賞賛するより、能力不足を能力不足を乗り越えた人たちを祝福する風潮があるようです。
その風潮のせいで、あまりに多くの人が間違った方向に向かうことに人生を費やしており、素晴らしい才能に気づくことなく進んでしまっているのです。
本書では、こんな話が紹介されていました。
靴職人のヘクターは長年、自分の商売に不満を持っていました。
それは、1週間に何百もの靴を作ることが出来るにもかかわらず、平均して作っているのは30足ほどでした。
友人が理由を尋ねたところ、「靴を作るのは得意だが、売るのが苦手」とのこと。
そこで友人は、マーケティングの才能を持ったセルジオをヘクターに紹介しました。
そうすると、以前の3倍以上の靴を生産、販売したそうです。
このように、才能を伸ばすことにエネルギーを費やすことで、飛躍的な成長を遂げることが出来るのです。
自分の強みを知り、それを伸ばしていいく必要があると本書は語っています。
強みの方程式
本書では、才能は「強みの元となる一要素」にすぎない。と語っています。
自分の才能を見つけることができたら、あとはそれを起点にして猛特訓することですね。そうすると、強化されることにより、才能が増幅して開花するのです。
本書で書かれていた、強みの方程式を紹介します。
才能(頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターン)×投資(練習やスキル開発、知識を身に付けるためにかける時間)=強み(常に完璧に近い成果を生み出す能力)
となるみたいです。
これに関しては、なるほどといった感じですよね。
運動も一緒で、得意分野を猛特訓したほうが効果は大きいですよね。
本書の才能の見つけ方
では、その才能はどのようにして知ることができるのか?
本書では、付録として「ストレングスファインダー2.0」というものがついています。
URLにアクセスしてコードを入力すると診断できるようになっています。
ただここで注意点が!
このアクセスコードは1度しか使用できないため、診断するのであれば、古本ではなく新品を購入して、試してください。
私、nkm27もやってみました。
感想としては、結構当たっているんですよね(笑)
改めて、自分を知るきっかけにもなると思いますので、お試しください。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
nkm27の診断結果
興味がないかもしれませんが、「ストレングスファインダー2.0」の診断結果はこんな感じになりました。
学習欲
能力を身に付けた状態に移行することでいきいきとし、スキルを習得するにつれて自信が強まるみたいです。
こんな人は、職種に関係なく、新しい事実やスキル、知識を熱心に学ぶことから、特定の分野で「第一人者」や「職場の専門家となることがすすめられるようです。
競争性
競争相手が自分を奮い立たせてくれるため、そのような相手を好むようです。
競争相手を超えていなければ、その成果が無意味に感じられ、勝つために競争をするようです。
自分より、高い成果をあげている人を特定し、リストアップすること。
自分よりも少し上の人と比べて成長する機会を持つこと。
ありきたりの業務を「競争ゲーム」にすると成果が上がりやすくなること。
買ったときに、その原因を検証すること。
がすすめられるみたいですね。
この「競争性」に関しては、一番当たっているなと感じられるポイントでした。
でも、少し極端かもしれませんが...(笑)
最上志向
平均ではなく、優秀であることが基準となっており、平均以上の何かを最高のものに高めることで胸躍るタイプのようです。
自身の才能を発見したら、重点的に取り組み、スキルを磨き、知識を得ること。
そして、いくつかの分野でその才能が強みになるよう研鑽すること。
能力のほとんどを卓越した部分の構築に費やすこと。
弱点を支援する仕組みを作るなどして、弱点を最小化すること。
がアドバイスされていました。
未来志向
未来に何ができるかというビジョンが見え、それを心に抱き続ける夢想家のようです。(笑)
未来について考える時間えおとり、より具体的なアイデアをつくること。
その未来志向の考え方やアイデアを論理的に裏付ける準備をすること。
そのためには、知識を得るために、技術や科学に関する記事をどんどん読み。調査することがすすめられていました。
科学は正直、手を付けにくい...(笑)
まとめ
今回、本書を読んで感じたのは、苦手分野を克服する時間や気力があるなら、自分の得意分野にフォーカスし、どんどん伸ばしていこうという考え方が大切なのかと思いました。
実際、部活生活だった学生のころから、本書と似たような考え方は自分の中にあったので、結構すんなり入ってくる内容だったと思います。
正直、そんなうまくいくような環境なんか整っていないよ!と感じる部分も少なからずありますが、今後はさらに、意識的に強みを伸ばす努力をしたいと感じた一冊でした。
皆さんも是非、本書を手に取り「ストレングスファインダー2.0」を試して才能を見つけ出し、訓練を重ね自分の強みを作っていただきたいと思います。
それじゃあまたね。